となりのかみさま展 日曜で終了

松島畫舫で開催中の「となりのかみさま」展が日曜で終わる。

自分にとって、5年ぶりになる展示。作品が仕上がるか、不安を感じつつの制作だった。また、制作に割ける時間の都合で、版画工房に行くのは難しい。そんなわけで、今回はほとんど予備校以来となる油画を制作した。

制作を終えてみれば、油画をまた描けて本当に良かった。版画を経験して、少しずつ自分の絵のスタイルが見えてきて、それを油画で再現して発展することができた…ような気がしている。

平日深夜の制作はかなりきつかったが、小品だったし、1つの作品を1-2時間も描けば、乾燥を待たないといけないので、もうその日は描けない。そんな短いスパンの制作を繰り返していけたのも、目標に少しずつ近づいて行くようで良かったのかもしれない。

何よりプレス機が無い環境でも、なんとか作品制作ができた、ということが一番の収穫だった。

来年はすでに9月に鳥取での展示が決まっていて、室内で使える小さなプレス機も買おうと思っている。制作が楽しくなってきたのが、本当に嬉しい。


(2019年11月23日)